仕組みだけでは“伝わらない”。 理念を浸透させるための《ルール作りと改善ミーティング》
前回の記事では、
当院が行っている「業務効率化のための改善活動」についてご紹介しました。
しかし、どれだけ便利な仕組みを整えても、
どれだけ効率的な導線をつくっても、
そこに スタッフ全員が同じ理念を持って動く姿勢 がなければ、
お客様には絶対に伝わりません。
効率化とは、
ただ仕組みを整えることではなく、
“理念を行動に変えるための土台” でもあります。
そのため当院では、
スタッフ全員が同じ方向を向き、
同じ温度でお客様と向き合えるように、
次の取り組みを行っています。
■ 月に1回の全体ミーティング
「理念を共有し、行動をそろえる場」
月に1度、スタッフ全員が集まる 全体MT(ミーティング) を行っています。
- なぜこの改善が必要なのか
- お客様は何を求めて来院されているのか
- 院として大切にしたい価値観は何か
- 行動の基準を全員で揃える
- 意見を出し合い、新しいルールを作る
どれだけ仕組みを良くしても、それを扱う人の心が整っていないと、
お客様へのサービスはブレてしまいます。
“理念を行動に落とし込む場としてのMT” を大切にしています。
■ 1日10分の「環境整備」
小さな習慣が“気づけるスタッフ”をつくる
当院では毎日、
たった10分の「環境整備」 を全員で行っています。
- 細部に気づける目
- 乱れに気づく感性
- “いつもと違う変化”を察知する力
- お客様を迎える準備が整った心の状態
- 「場を整える=人に整った対応ができる」という習慣
環境整備は、“気づく力を鍛えるトレーニング” でもあります。
■ 仕組み × 理念 × 習慣
この3つが揃って初めて“いい治療院”になります。
- 効率化:お客様と向き合う時間を最大化するための基盤づくり
- 理念:なぜそれをするのかという意味づけ
- 環境整備:その理念を日常レベルに落とし込む習慣
そして、それらをスタッフ全員が同じ温度で行動するための場が月1の全体MTです。
◆ 最後に
私たちが続けている改善は、
「院を良くするため」ではありません。
あなたと触れ合える時間を守るため。
あなたの身体と心に寄り添う力を高めるため。
選んで来てくださった価値を、最大限に返すため。
仕組みを整えることも、理念を共有することも、毎日の習慣を作ることも──
すべては、その一つの目的に向かっています。
これからも、
お客様の命の時間に誠実であるために、裏側を磨き続けていきます。